車検でサイドブレーキのどこが見られるのか
レバー式・足踏み式・電動式の引きしろと効きの確かめ方
効きが弱いと感じたときに整備工場に頼む調整の中身
車検のサイドブレーキ(パーキングブレーキ)の検査では、車をしっかり止めておく効きがあるかが測られます。効きが弱い状態や、レバーやペダルの引きしろが大きすぎる状態は、検査で指摘されることがあります。
サイドブレーキには手で引くレバー式と足で踏む足踏み式と電動式があります。どの方式でも、検査ではブレーキテスターという機械で効きを数字で確かめます。この記事では、車検で見られる基準の考え方と、引きしろと効きを車検の前に確かめる方法を順に整理しました。最後まで読むと、整備工場に調整を頼むべき状態が自分で見分けられるようになります。
1. 車検でサイドブレーキはどこまで見られるのか
結論から言うと、車検で見られるのは止めておく力が足りているかと、操作したときにきちんと働くかの2つです。サイドブレーキは、法律の上では「駐車ブレーキ」と呼ばれます。坂道に停めた車が動き出さないようにするための装置で、走るときに使う足のブレーキとは別に検査されます。
検査では、まずブレーキテスターで効きを測ります。次に、レバーやペダルを操作したときに戻らない・固い・引きすぎるといった異常がないかが見られます。メーターの中の警告灯が、かけたときに点いて解除すると消えるかも確かめられる所です。警告灯が消えない状態は、ブレーキの液や装置の不具合のサインのこともあります。
このほか、レバーやペダルがぐらついていないか、取り付けがゆるんでいないかも見られます。操作する部分そのものの傷みも、効きと同じように大切な点です。
よくある誤解は「ふだん坂道で止まっているから大丈夫」という考え方です。平らな場所や短い時間なら、効きが弱っていても止まって見えることがあります。効きの弱さは乗っている人が気づきにくいので、数字で測る車検で初めて指摘される例もあります。最終的な合否は、検査で実際に測った結果で判断されます。
検査の呼び方は「駐車ブレーキ」
車検の書類や国の基準では、サイドブレーキは駐車ブレーキと書かれます。パーキングブレーキもサイドブレーキも、指しているのは同じ装置です。呼び方が違っても検査の中身は同じなので、迷ったときは「止めておくためのブレーキ」と覚えておくと整理しやすくなります。足で踏む方式や電動の方式も、同じ駐車ブレーキとして扱われます。
走るときのブレーキとは別に測られる
車検では、走るときに使う足のブレーキ(主ブレーキ)と、サイドブレーキを別々に測ります。足のブレーキの効きが十分でも、サイドブレーキの効きが弱ければ指摘されることがあります。2つのブレーキは仕組みの一部を共有している車も多く、片方の不具合がもう片方に出ることもあります。どちらか一方だけ気になる場合も、両方を合わせて見てもらうと安心です。
2. サイドブレーキの3つの種類と仕組み
サイドブレーキには、大きく分けてレバー式・足踏み式・電動式の3つがあります。運転席の横のレバーを引くのがレバー式です。運転席の足元の左にあるペダルを踏むのが足踏み式で、スイッチで操作するのが電動式です。
レバー式と足踏み式は、ワイヤーで後ろのブレーキを引っぱる仕組みが一般的です。ワイヤーが伸びたりさびたりすると、同じ力で引いても効きが弱くなります。電動式は、モーターでブレーキを動かす仕組みです。ワイヤーの伸びは起きにくいものの、電気の部品やスイッチの不具合で警告灯が点くことがあります。
自分の車がどの方式かは、運転席のまわりを見ればすぐにわかります。方式によって調整のしかたが大きく違うので、整備工場に相談するときも方式を伝えると話が早く進みます。
| 方式 | 操作のしかた | 効きが弱くなる主な原因 |
|---|---|---|
| レバー式 | 運転席の横のレバーを引く | ワイヤーの伸び・さび・調整のずれ |
| 足踏み式 | 足元の左のペダルを踏む | ワイヤーの伸び・ペダルの戻りの悪さ |
| 電動式 | スイッチを引く・押す | モーターや電気の部品の不具合 |
レバー式と足踏み式はワイヤーで動く
レバー式と足踏み式は、操作した力をワイヤーで後ろのブレーキに伝えます。何年も使うとワイヤーが少しずつ伸び、引きしろが大きくなっていきます。引きしろが増えてきたら調整の時期と考えておくとよいでしょう。ワイヤーのさびは、雨の多い季節や雪の道を走った後に進みやすくなります。
電動式は警告灯で異常を知らせる
電動式のサイドブレーキは、スイッチひとつでかけたり解除したりできるのが特長です。不具合があるときは、メーターの中の警告灯や表示で知らせる作りになっています。警告灯が点いたまま消えないときは、そのまま乗り続けずに整備工場で見てもらいましょう。整備のときには、車ごとに決められた手順で作業する必要があります。
3. 保安基準で求められる効きの考え方
サイドブレーキの効きは、道路運送車両の保安基準で決められています。基準の考え方は、坂道でも車を止めておけるだけの力があるかどうかです。車検では、その力が車の重さに対して決められた割合を超えているかが、ブレーキテスターの数字で確かめられます。
割合の細かい数字や測り方は、車の種類や検査の決まりで変わります。そのため、この記事では考え方に絞って説明します。大切なのは、サイドブレーキは「かかっていればよい」部品ではなく、重さに見合った力が出ているかを測られる部品だという点です。
荷物をたくさん積む車や、重い車ほど求められる力は大きくなります。同じ引きしろでも、車によって効きの感じ方は違います。自分の感覚だけで判断しないことが、車検の前の準備では大切です。
人や荷物をたくさん乗せて坂道に停める機会がある方は、とくに気をつけたい所です。重さが増えるほど、サイドブレーキにかかる負担も大きくなります。ふだんより重い状態で停める日に効きの弱さが出やすいと覚えておきましょう。
保安基準の考え方で押さえたい3つのこと
効きは後ろのタイヤで測ることが多い
多くの車では、サイドブレーキは後ろのタイヤにかかる作りです。そのため検査では、後ろのタイヤをブレーキテスターの上に乗せて効きを測ります。左右のどちらかだけ効きが弱い場合も、数字に出てきます。車の作りによっては前のタイヤにかかるものもあるので、測る場所は車ごとに変わります。
「坂道で止まる」と「基準を満たす」は違う
ふだんの坂道で止まっていても、基準の数字に届いているとは限りません。タイヤと道の間の具合や、ギアの位置でも車は止まって見えるからです。AT車のPレンジに頼って止まっている場合は、サイドブレーキの弱さに気づきにくくなります。車検の前には、数字で確かめる場があることを知っておくと安心です。
4. 検査の流れ:ブレーキテスターで効きを測る
車検のブレーキの検査は、ブレーキテスターという機械で行います。床にある2本のローラーの上にタイヤを乗せ、ローラーを回した状態でブレーキをかけて効きを測る仕組みです。サイドブレーキもこの機械で、足のブレーキとは別に測ります。
検査のときは、検査員の合図でサイドブレーキをかけます。レバー式ならしっかり最後まで引く、足踏み式ならペダルを奥まで踏む、電動式ならスイッチでかける形です。合図のタイミングで操作できるかも、スムーズに検査を受けるための準備になります。
測った数字は、その場で表示されます。基準に届かない場合は、調整や部品の交換をしてから、もう一度測ることになります。車検の当日に慌てないためにも、前もって効きを確かめておくことが大切です。
左右の効きの差も見られる
ブレーキテスターでは、左右それぞれの効きが数字で出ます。片方のワイヤーだけが伸びている、片方のブレーキだけ部品がすり減っている、といった状態は左右の差になって表れます。左右の差が大きいとブレーキのかかり方がかたよるので、整備のときに合わせて直してもらいましょう。
測る前に確かめておきたいこと
検査の前に、レバーやペダルが最後まで動くかを一度試しておきましょう。足元にマットや荷物が重なっていると、ペダルを奥まで踏めないことがあります。足元のマットのずれは見落としやすい点です。電動式の車は、スイッチの位置と操作のしかたを運転する人が覚えておくと安心です。
5. 引きしろ・踏みしろの確かめ方
引きしろとは、サイドブレーキがしっかりかかるまでにレバーを引く量のことです。足踏み式では踏みしろと呼ばれます。引きしろは「カチカチ」という音の回数で数えることが多く、この回数はノッチ数と呼ばれます。
引きしろは、少なすぎても多すぎても困ります。少なすぎると、解除してもブレーキが少し残る引きずりの原因になることがあります。多すぎると、目いっぱい引いても効きが足りない状態になりやすくなります。ちょうどよい回数は車ごとに決められているので、取扱説明書や整備工場で確かめましょう。
引きしろは、ふだんから同じ力で引いて回数を数えておくと変化に気づけます。以前より回数が増えてきたと感じたら、ワイヤーの伸びやブレーキの部品のすり減りが進んでいるサインかもしれません。
回数を数えるときは、毎回同じくらいの力で引くことが大切です。強く引いた日と軽く引いた日では、回数が変わってしまいます。家族で同じ車に乗る場合は、人によって引く力が違うことも覚えておきましょう。
引きしろが増えるのはワイヤーの伸びが多い
引きしろが少しずつ増える原因でいちばん多いのは、ワイヤーの伸びです。ほかにも、後ろのブレーキの部品がすり減ると、同じ効きを出すのに多く引く必要が出てきます。回数が増えたまま放っておくと、いずれ効きが足りなくなります。気づいた時点で整備工場に相談しておくと、車検の前に慌てずに済みます。
足踏み式は解除のしかたも確かめる
足踏み式は、もう一度踏む・またはレバーを引くと解除される作りが多くあります。解除したのにペダルが戻りきらない場合は、ブレーキがかかったまま走ってしまうおそれがあります。解除したあとに警告灯が消えているかを、発進の前に一度確かめる習慣をつけましょう。戻りが悪いと感じたら、無理に動かさずに整備工場で見てもらうのが安全です。
6. 効きが弱くなる主な原因
サイドブレーキの効きが弱くなる原因は、大きく分けてワイヤー・ブレーキの部品・調整のずれの3つです。どれも年数や走った距離に合わせて少しずつ進むので、乗っている人が気づきにくいのが特徴です。
ワイヤーは、伸びたりさびたりすると力が伝わりにくくなります。後ろのブレーキの部品は、使うほど少しずつすり減ります。ドラムブレーキという形式の車では、中の部品のすき間が広がることでも効きが変わります。どれが原因かは外から見てもわかりにくいので、分解して確かめる必要があります。
反対に、固くて戻らない、ブレーキが残って引きずる、という不具合もあります。ワイヤーのさびで動きが渋くなっている場合です。走っているときに焦げたようなにおいがしたり、後ろのホイールが熱くなっていたりする場合は、早めに見てもらいましょう。
冬に融雪剤がまかれた道を走る車や、海の近くで使う車は、ワイヤーのさびが進みやすいと言われます。雨の日に屋根の無い場所に停めることが多い車も同じです。使う場所の条件でも傷み方が変わるので、気になる方は点検のときに伝えておきましょう。
長く停めておいた車は固まりやすい
しばらく乗らずにサイドブレーキをかけたまま置いておくと、ブレーキの部品がさびて張り付くことがあります。動かそうとしたときに解除できない、走り出すと音がする、といった形で表れます。無理に走って外そうとしないことが大切です。長く停めていた車を動かすときは、整備工場に相談してから乗るほうが安全です。
引きずりは燃費や部品の傷みにもつながる
サイドブレーキが少し残ったまま走ると、ブレーキの部品が早くすり減ります。熱を持つことで、ほかの部品を傷めることもあります。発進のときに車が重く感じる場合は、サイドブレーキの戻りを疑ってみてください。気づいたときは、走るのを控えて整備工場で見てもらいましょう。
7. 調整の考え方:方式ごとに作業が違う
サイドブレーキの調整は、方式によって作業の中身が大きく違います。レバー式と足踏み式は、ワイヤーの張りを合わせる作業が中心です。電動式は、車ごとに決められた手順や機械を使って作業します。
ワイヤーの張りを合わせる作業は、車の下にもぐったり、後ろのタイヤを外したりすることがあります。車を持ち上げる作業は危ないうえに、ブレーキは命にかかわる部品です。調整は自分でせず整備工場に頼むことをおすすめします。
調整だけで直らない場合は、ワイヤーやブレーキの部品の交換が必要になります。どこまでの作業が要るかは、分解して中を見てからわかることが多くあります。見積もりのときに、調整で済む場合と交換が要る場合の両方を聞いておくと、後で慌てずに済みます。
| 方式 | 調整の主な中身 | 交換が要ることがある部品 |
|---|---|---|
| レバー式 | ワイヤーの張りを合わせる | ワイヤー・後ろのブレーキの部品 |
| 足踏み式 | ワイヤーの張りとペダルの戻りを見る | ワイヤー・ペダルまわりの部品 |
| 電動式 | 決められた手順で作業する | モーター・スイッチ・電気の部品 |
レバー式・足踏み式の調整で見る所
レバー式と足踏み式の調整では、まず後ろのブレーキの中のすき間を確かめます。そのうえでワイヤーの張りを合わせ、引きしろが車ごとの決まった回数に入るようにします。ワイヤーだけを強く張ると引きずりの原因になるので、ブレーキ全体の具合を見ながら作業します。最後はブレーキテスターで効きを測って確かめます。
電動式は決められた手順が必要
電動式のサイドブレーキは、作業の前に整備用の状態に切り替えるなどの手順が決められている車があります。手順を守らずに部品を外すと、モーターや部品を傷めるおそれがあります。電動式は自分で触らないと覚えておきましょう。警告灯が点いたときも、車ごとの手順に合わせて整備工場で原因を調べてもらうのが確実です。
8. 車検の前に自分で確かめられること
車検の前に自分でできるのは、見て・操作して確かめることまでです。車を持ち上げる、タイヤを外す、ワイヤーを触るといった作業はしないでください。確かめるのは自分で、直すのは整備工場でと分けて考えると安全です。
確かめるときは、平らで安全な場所に車を停めて行います。まず、同じ力でレバーを引いてカチカチの回数を数えます。次に、解除したときにレバーやペダルが最後まで戻るかを見ます。最後に、かけたときと解除したときの警告灯の点き方を確かめます。
確かめた結果は、メモやスマートフォンで残しておくと便利です。以前と比べて変わった所があれば、整備工場に相談するときに伝えましょう。前回の車検のときの回数がわかれば、変化に気づきやすくなります。
確かめるときは、周りに人や物が無いことを先に見ておきます。坂道や傾いた場所で解除の具合を試すのは危ないので避けてください。エンジンをかけたまま車を離れないことも大切です。
自分で確かめるときのポイント
走り出しの重さとにおいにも気をつける
ふだんの運転でも、サイドブレーキの不具合に気づけることがあります。走り出しが重い、後ろのほうから焦げたようなにおいがする、といった場合は引きずりのおそれがあります。「いつもと違う」と感じた感覚は大切な手がかりです。そのまま長く走らず、早めに整備工場に伝えましょう。
自分でしないほうがよいこと
ワイヤーの調整や、ブレーキの部品の掃除・交換は自分でしないほうがよい作業です。ブレーキは止まるための大切な部品なので、少しの間違いが事故につながります。市販の薬剤をブレーキまわりにかけるのも、効きを落とすおそれがあるので避けましょう。気になる所を伝えるだけで、整備工場では必要な作業を判断してくれます。
9. 効きが弱いと感じたら岡野自動車で点検を
サイドブレーキの効きが弱い、引きしろが増えてきたと感じたら、車検を待たずに点検を受けるのがおすすめです。岡野自動車は、埼玉県上尾市本町の関東運輸局の認証工場で、車検・点検・修理を全車種・全メーカーで受け付けています。サイドブレーキの調整も車検の点検と一緒に見てもらえます。
車検は「お手軽車検」と「しっかり車検」の2つから選べます。お手軽車検は半日から1日で、法定点検56項目を行う内容です。しっかり車検は1日から2日で、整備や修理を同時に行います。ワイヤーや部品の交換が要りそうなときは、しっかり車検が向いています。料金はサイトの車検のページで確かめてください。
見積もりは無料で、公式LINEで車検の見積もりも受け付けています。自宅や勤め先への引取もできるので、平日に時間を取りにくい方でも頼みやすい形です。上尾市と隣の桶川市・埼玉県北足立郡伊奈町のほか、北本市・鴻巣市・蓮田市・白岡市・久喜市・行田市が出張引取の範囲です。
相談のときに伝えるとよいこと
相談のときは、サイドブレーキの方式と気になる症状を伝えると話が早く進みます。引きしろの回数が増えた、戻りが悪い、警告灯が消えない、といった具体的な様子があると判断しやすくなります。いつごろから気になり始めたかも伝えておきましょう。故障の箇所を探す必要がある場合は、点検の費用がかかります。
車検と一緒に見てもらえる所
車検のときには、足のブレーキやタイヤも合わせて確かめます。サイドブレーキと足のブレーキは部品を共有している車も多いので、まとめて見てもらうと効率的です。車検の前に警告灯が点いている場合は、チェックランプが点いたときの記事も参考にしてください。代車は修理や車検の依頼で基本無料で貸し出していますが、台数に限りがあります。
10. サイドブレーキで車検を迎えるために
サイドブレーキで車検を安心して迎えるには、効き・引きしろ・警告灯の3つを押さえておくことが大切です。効きは自分の感覚ではわかりにくいので、変化に気づいたら早めに点検を受けるのが近道です。
2026年現在、新しい車では電動式のサイドブレーキが増えています。一方で、レバー式や足踏み式の車もまだ多く走っています。方式によって確かめ方も調整のしかたも違うので、まずは自分の車の方式を知っておきましょう。
車検ではサイドブレーキのほかにも、タイヤの向きのずれを測る検査などがあります。サイドスリップ検査の記事もあわせて読むと、検査の全体像がつかみやすくなります。気になる所を予約のときに伝えておくと、当日の作業がスムーズです。
車検の前の1か月でしておきたいこと
車検の1か月ほど前になったら、引きしろと警告灯を一度確かめておきましょう。気になる所があれば、車検の予約と一緒に相談しておくと準備が進みます。車検証の有効期間もあわせて確かめておくと、予約の時期を決めやすくなります。早めに準備しておけば、当日に慌てることはありません。
迷ったときの相談先
サイドブレーキの効きで迷ったときは、整備工場に見てもらうのが確実です。ブレーキテスターで測れば、効きの具合が数字でわかります。電話やメールフォームや公式LINEなど、使いやすい方法で相談してみてください。早めに相談すれば、調整だけで済む段階で直せることもあります。
サイドブレーキは止めておく力と引きしろが車検で見られる
車検のサイドブレーキの検査では、車を止めておく効きがあるかがブレーキテスターで測られます。効きが弱い、引きしろが大きすぎる、警告灯が消えないといった状態は、指摘されることがあります。効きの弱さは乗っている人が気づきにくいので、引きしろの回数や戻り方をふだんから確かめておきましょう。調整は自分でせず、整備工場に頼むのが安全です。
サイドブレーキと車検に関するよくある質問
サイドブレーキの効きが弱いと車検に通りませんか?
A. 基準の効きに届かない場合は、指摘されることがあります。
ブレーキテスターの数字で判断されるので、気になるときは車検の前に整備工場で測ってもらいましょう。
引きしろは何回くらいが正しいのですか?
A. ちょうどよい回数は車ごとに決められています。
取扱説明書や整備工場で確かめ、以前より回数が増えてきたら調整を相談してください。
足踏み式のサイドブレーキも車検で測られますか?
A. レバー式と同じように測られます。
ペダルを奥まで踏めるように、足元のマットや荷物を片付けておくと検査がスムーズです。
電動式のサイドブレーキの警告灯が消えません。
A. そのまま乗り続けず、整備工場で見てもらいましょう。
電動式は車ごとに決められた手順で作業するため、自分で部品を外すのは避けてください。


